ピボットテーブルを使用しないクロス集計

はじめに

ここで説明するデータテーブル機能と、先のExcelデータベース関数と条件統計関数で説明したデータベース関数やCOUNTIFS関数などの条件統計関数と配列数式機能などを組み合わせることによって、ピボットテーブル機能を利用することなくクロス集計を行うことができます。

このページでは以下の内容で進めていきます。

  1. データテーブル機能
  2. データベース関数とデータテーブル機能を使ったクロス集計
  3. 条件統計関数(COUNTIFS関数)と配列数式機能を使ったクロス集計

まずは、データテーブル機能から見ていきます。

[本テキスト用データダウンロード]
※先のExcelデータベース関数と条件統計関数で提示したファイルと同じです。
ex_db_cross1.xlsx

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Excelデータベース関数と条件統計関数

はじめに

SUM関数、COUNT関数、AVERAGE関数などの統計関数は、あるセル範囲のデータすべてを対象として、それぞれ合計、個数、平均値を求めますが、セル範囲のデータ全てではなく、ある条件のものについてのみ計算対象としたい場合に、DSUM関数やDCOUNT関数などのデータベース関数、SUMIF関数やSUMIFS関数などの条件統計関数があります。

それぞれの関数の違い

  • DSUM関数
    • 複数の条件(AND/OR)に対応
    • 計算対象範囲がリストの1フィールドになっていなければならない
    • 条件範囲の領域(項目名と条件のセルの組)を別途設ける必要がある
  • SUMIF関数
    • 単一の条件に対応
    • Office 2003以降のバージョンで対応
  • SUMIFS関数
    • 複数の条件(AND/OR)に対応
    • Office 2007以降のバージョンで対応

DCOUNT関数、COUNTIF関数、COUNTIFS関数や、DAVERAGE関数、AVERAGEIF関数、AVERAGEIFS関数なども同様です。

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ex_db_cross1.xlsx

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Excel日付時刻関数

はじめに

事務処理業務にて、日付や時刻データを扱うことが多いのですが、その時に活用するのが日付・時刻関数です。Excelでは、セルに「8/22」や「16:30」と入力すると、それぞれ日付と時刻のデータと認識されます。実際にはシリアル値(整数部分は日付、実数部分は時刻)がデータとして入力され、それを「日付」または「時刻」の表示形式にて表示されています。

次図の例のように、任意のセルに今日の日付、例えば「8/22」と入力すると、セルには「8月22日」と「何月何日」の形式で表示されます。これは、Excelが「8/22」は日付と判断しているからです。「8/34」とか「13/4」などは日付としてあり得ないので、日付データとしては認識されません。

この日付データが入っているセルに数値「100」を入力したら、「4月9日」と表示されます。これは何故でしょうか。

ex-date01

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ex_datetime1.xlsx

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IF関数とVLOOKUP関数

はじめに

ここでは、Excelの条件検索関数についての使用方法や使用例について説明します。条件検索関数の中で、特にExcelを業務で使用する際に良く利用する関数が、IF関数やVLOOKUP関数です。

  • IF関数…ある条件(論理式)が正しい(真-True)の場合と正しくない(偽-False)の場合、それぞれどちらか一方の結果を返す。
  • VLOOKUP関数…ある検索したい値(検索値)を元に、ある表や範囲から、その値を検索し、表から関連の値を返す。

[本テキスト用データダウンロード]
ex_if_vlookup3.xlsx

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マスターテーブル更新の弊害

RDB(リレーショナルデータベース)は,正規化が基本ですが,正規化することによって,検索や結合が複雑になってしまう場合があります.

次図のような承認書をデータベース化することを考えてみます.

00.承認書

まずは,1つの承認書を1レコードとして考えます.正規化前の状態は次図のとおり.

01-e6ada3e8a68fe58c96e5898d4

これを正規化すると,次の3つのテーブルに分解できます.

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