サブスク音楽配信サービスにどっぷり

#KYON2 一斉サブスク解禁!やったね!

と思わずツイートしてしまったのは、つい最近、キョンキョン(KYON2)の昔のアルバムが聴きたくなって、Spotifyで探したところ、小泉今日子さんのカバーされているアーティストが出てきただけで、コイズミさん本人の曲が無くガッカリしていたところ、その次の日再度Spotifyを開いたところ、おすすめに「This is 小泉今日子」と出てきて、まさか!と思ってネットを確認したら、「小泉今日子、全104タイトルのべ726曲が一斉サブスク解禁」のニュースが。

早速、私が中高校生の頃よく聴いたアルバムを立て続けに聴いた。

「今日子の清く楽しく美しく」
「Liar」
「Hippies」
「ナツメロ」

中高生の頃を思い出し、懐かしさで胸いっぱいになった。

中学の頃は、友達に影響されオーディオに興味を持ち、それとともに、邦楽洋楽ジャンル問わず色々な曲を聴いた。


FM放送の音楽番組をエアチェックし、気に入った曲に出会うと、そのアーティストのアルバムが欲しくて、毎週のごとく貸しレコード屋に通い、片っ端からカセットテープにダビングした。
パチパチというスクラッチノイズや、たまに発生する音飛びも一緒に記録されてそれも曲の一部だった。

高校の頃は、レコードからCDに世代が交代した。
初めてCDの音を聴いたときは、アーティスト本人が部屋の中で歌っていると思うくらい衝撃的だった。
レコード違い扱いも楽になったので、アルバムから好きな曲を選んでオムニバス(今でいうコンピレーションやV.A.)テープを作成したりした。

当時は、良い楽曲を探すだけでなく良い音(サウンド)を探していた。そして、その良い音のままカセットテープに録音することに凝っていたように思う。

大学生の頃になると、アルバイトでお金を貯めて、中学からの夢だった高級オーディオ機器(CDプレーヤー、プリメインアンプ、スピーカー)を買い揃えて、しばし至福の日々を過ごしたが、身体を壊し、お金が必要になり友達に売ってしまった。
それ以降、良い音に追求することについては少しラフになっていき、ラジカセで過去のテープを聴いたり、一日中J-Waveを流していたりして過ごしていた。

結婚して、家庭を持ってからはオーディオに関してはとんと疎遠になった。
音楽は車に乗っているときや仕事や作業をしているときに聴くくらいで、音楽だけに集中して聴くことは少なくなってしまった。

それでも、レンタル屋さんでCDを借りて、リッピングして、CDの音源そのまま寸分変わらず手に入れられる、昭和時代では考えられなかった音楽ライフだが、それが当たり前であることに驚かなくなってしまって、私の音楽に対する価値も薄れていった。

その内、携帯電話やスマートフォンを手に入れ、手軽な音楽デバイスを常に身に着けていられるようになった。
それまで、Walkmanなどのポータブルカセットプレーヤーやいわゆるやソリッドオーディオプレーヤーも持っていたが、それは音楽専用デバイス、常に持ち歩く必要性はなかった。

レコード・カセットテープからCD、CDからMP3やAACなどのいわゆる圧縮音楽が主流になった。
レコードからCDに代わって、人間の可聴範囲外周波数の20kHz以上をカットされたときはそんなに違和感はなかった。
CDから圧縮音楽に代わったときは、ディジタルの世界でいうと、CD音源が1,411kbpというビットレートに対して、MP3やAACの圧縮音源は128kbpsだったり256kbps程度のビットレートに下げられた。
ビットレートが小さくなった分、CDの約1/10のサイズになり、携帯デバイスでの利用やネット配信などにおいては大きなメリットになったが、非可逆圧縮であるため再生してもCD音源の品質には戻らないというデメリットももちろんある。
元々人間の聞き取れない音をカットして圧縮しているので問題はないはず。でも、なんとなく違和感を感じながらも好んで聴いているのである。

そう、本当の音ではなく、配布のためにディジタルの特性を活かし加工された音をみんな聴いているのである。

でも便利さには勝てない。

私は、昨年より音楽配信サービス Spotify を利用している。

もちろん、最初は Spotify Free の無料サービスから始めた。
途中で広告が入るが楽曲が無料でフルで聴けるのは凄いこと、ただシャッフルでしか再生できないので、この曲の次にこれを聴きたいのにということができない。
それでも、気に入った曲でプレイリストを作成すれば、それをシャッフルで聴くことで、好きな曲だけ流してくれるラジオだったり有線放送(古いか)のような良いBGMになってくれた。

私の好きな80/90年代の洋楽だけを集めたプレイレストを紹介する。

https://open.spotify.com/playlist/1vvRJMECdIwZveJi5agIV9?si=JFxA02s0RJunDw-7La4JcQ

一年間それで満足できた。
しかし、有償サービスに移行するのはためらった。
好きなアーティストのCDを買って聴く、最新の音楽の情報はラジオで得る、というこれまでのスタイルから、圧縮音楽を聴くために月額980円払い続けていくということ、それで音楽聴き放題、というスタイルに頭を切り替えるのに時間がかかった。

しかし、とうとう Premium に契約してしまった。
月額980円程度ならお小遣いで払っていけるか、、、
Premiumに移行しても3か月の無料期間があったので、ちょっと試してみようという気持ちがあった。

まず、広告がなくなった。でも一年間ずっと聞いてきたSpotifyの広告は結構好きだったので少し寂しく感じた。
「きみの~声が~」

最高音質 320kbps で聴けるようになった。Apple、その昔 iTunes Store で購入したアルバムがいくつかあり、それらは256kbpsでダウンロードしているが、それよりも高音質なのである。256kbpsと320kbpsの音質の違いは分かりづらいが、プラsぼ効果によりなんとなく高音質を聴いている、そういう気になってしまう。

そして、もっとも良かったのが、アルバムをアルバムの正規の曲順で聴けること。
それまで、シャッフルでしか再生できなかったので、「This is なんとか」だったり、コンピレーションだったりを聴いていたのだが、Premiumに移行してからはアルバム単位で聴くようになった。
昔CDやカセットテープで良く聴いたアルバムを探して聴いたとき、その慣れた曲順でないと思いっきり違和感が生じるが、正規の曲順だと、「そうそう、この流れで次はこの曲」、そう、アルバムには楽曲の流れというものがあって、それが心に強く記録として残っている。
そうやって昔のアルバムを探して聴くことで、自分が中学、高校生だった頃を思い出すようになった。

高校時代、大学入試で試験会場に行く東海道新幹線の中で聴いた、そうあの時のあのアルバムを聴きたいってなったとき、まず身近なレンタル屋さんだったり中古屋さんで探してみる。まあ、そこには無くあきらめるパターンがほとんどだが、どうしても無性に聴きたくなってしまったときは、なくなくネットオークションに手を出す。

それが音楽配信サービスだと、検索するだけで手に入れることができる。
昔よく聴いた楽曲をふと思い出し、それを一瞬で手に入れ聴くことができ、昔のことをさらに思い出すという流れがスムーズにできあがる。
Spotifyといえど全ての楽曲を網羅しているわけではないので、検索しても出てこないときはたまにある。
今回の小泉今日子さんにしろ、いわゆるサブスク解禁を宣言してくれるアーチストがどんどん出始めている。
ほんとアーチストに感謝、レコード会社に感謝である。
そして、私が月に払う額は980円とわずかだが、その一部でも好きなアーチストやレコード会社などに貢献できるのであれば嬉しいことである。

年に4~5枚買っていたCDが、やがて年に1枚買うか否かになってきて、とうとう、最後に買ったのはいつだっけ?というようになってきた。

音質やジャケット価値よりも、便利さと手軽さが勝ってしまっている。

ジャケットのデザインから入った大滝詠一さんのアルバムも、生涯ずっと心に残るものになったし、アルバムレコードは、A面とB面でそれぞれ違うドラマがあり、それが始まる前のレコードクリーニングの儀式も大事な時間だった。
いかに静電気を発生させず、ホコリをくっつかせないようにするか、その儀式はもう、スマートフォンの液晶保護シートを貼る際の作業に代わってしまった。

私なんかはもう50過ぎていて、聴覚も若い時よりは確実に劣化しているのでそれで充分だが、若い人の中には、レコードの音だけでなくCDの音すら満足に聴いたことがない人もいるかもしれない。

そういう意味では私のような者は幸せだったのかも。
そうして今日もあの頃の楽曲を探して聴き、どっぷりとあの頃の自分を振り返る。

小泉今日子「今年最後のシャーベット

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