CentOSサーバ構築 開発環境とGuestAdditionsのインストール

前回のところで,とりあえずCentOSがセットアップCD-ROM(実際はISOイメージファイル)から素の状態のCentOSを入れることができました.

まずは,何はともあれネットワーク(インターネット)に接続できなければ,この後追加のパッケージインストールも,アップデートもできませんので,ネットワークの設定をします.VirtualBox上でNATがデフォルトで動いているはずですので,DHCPによる動的IPアドレス取得の設定をします.

01. システムに「root」でログインします.

CentOS release 6.2 (Final)
Kernel 2.6.32-220.el6.i686 on an i686

localhost login: root
Password: ********

02. まずは現在のネットワークインターフェース設定を確認します.

# ifconfig

(現在は,「lo」Local Loopbackインターフェースしか設定されていません)

03. 既定のイーサネットインターフェース「eth0」を設定します.

# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

[/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 の内容]

DEVICE="eth0"
HWADDR="08:00:27:XX:XX:XX"
NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT="yes"   ← "no"から"yes"へ変更
BOOTPROTO="dhcp"  ←追加

04. ネットワークの設定を有効にするために,ネットワークのサービスを再起動します.

# service network restart

または,

# /etc/init.d/network restart

pingコマンドで外のホストとのping応答を確認しましょう.

# ifconfig
# ping 適当なホスト

05. ホスト名を「semiXX.local(ホスト名は適当)」に変更します.

# vi /etc/sysconfig/network

[/etc/sysconfig/network の内容]

NETWORKING=yes
HOSTNAME=semiXX.local ←変更

(ホスト名はシステムを再起動しないと有効になりません)

06. 再起動する前に,SELinuxを無効化しておきましょう.
その前に,現在,SELinuxが有効かどうか確認

# getenforce
Enforcing

「Enforcing」と表示された場合は,現在,SELinuxが有効になっています.

# vi /etc/sysconfig/selinux

[/etc/sysconfig/selinux の内容(抜粋)]

:
SELINUX=disabled ←「enforcing」から「disabled」へ変更
:

07. 再起動します.

# shutdown -r now

または,

# reboot

これでNATを通して外部のネットワークに接続可能となりましたので,パッケージのアップデートと開発環境のインストールを行います.

08. まずはインストール済みの既存パッケージを最新版にアップデートします.

# yum -y update

  
この後,最新版のパッケージがダウンロードされ,アップデートされます.
半分近くのパッケージがアップデートされます.
終わるまでしばらく待ちましょう(時間: 約10分間)

09. 続いて,開発環境のインストールです.個別に行わず,グループインストールによりまとめてパッケージをインストールします.

# yum groupinstall "Development Tools"

この後,各種開発ツールパッケージがダウンロードされ,インストールされます.
約100ものパッケージがインストールされます.終わるまでしばらく待ちましょう(時間: 約5分間)

今回は,yumコマンドで「-y」オプションを付加していませんので,ダウンロードが終わった時点で,続けるか否かの「y/N」を答える場面が出てきますので,その際は「y」を入力してください.

10. いったんここでリブートしてみます.(カーネルもアップデートされているので...)

# reboot

11. 再度,rootでログオンします.
ここで一旦スナップショットを撮っておきましょう!

gcc,makeなどの開発環境が入りましたので,ここでGuest Additionsのインストールを行います.

VirtualBoxの追加機能である「Guest Additions」を,この仮想マシンにインストールすると,色んなモジュールが仮想マシンであるLinuxにセットアップされ,仮想マシンの色々なサポートをしてくれます.例えばこんなの...
 ・マウスポインタの統合(ホストマシンとゲストマシンとでマウスポインタがシームレスに動きます)
 ・画面解像度が(ウィンドウの大きさに合わせて)自動的に変化します.
 ・(ホストマシンとゲストマシンとで)クリップボードが共有で利用できます.
 ・(ホストマシンとゲストマシンとで)共有フォルダが利用できます.
 ・(ホストマシンとゲストマシンとで)時刻が同期します.

などなど,色々なメリットがあります.

12. セットアップイメージディスク(仮想CD)のマウント

VirtualBoxのメニューバー「デバイス」→「Guest Additions のインストール」

GUI環境ならこれで自動的にマウントしてくれますが,今回CUI環境なので手動でマウントさせます.

# mount /dev/cdrom /mnt
# ls /mnt

13. Guest Additionsのインストーラの起動

# cd /mnt
# ./VBoxLinuxAdditions.run

この後,仮想CDから各種ソースファイルがコピーされ,Cコンパイラでビルドされます.
今回,Windowシステムを入れていないのでX Window関連のドライバのインストールには失敗します.
終わるまでしばらく待ちましょう(時間: 約5分間)

14. 仮想CDドライブのアンマウント

# cd 
# umount /mnt

15. 仮想ドライブからのディスク除去
アンマウントはデバイスのディレクトリへのマウントを解除するだけで,仮想CDドライブからCDは抜き取られていません.
ここでは,実際に仮想CDメディアを抜き取る(除去する)操作を行います.
仮想マシンのウィンドウの右下部にCDのアイコンがあるので,それを右クリックし,「仮想ドライブからディスクを除去」を選択します.

または,VirtualBoxのメニューバー「デバイス」→「CD/DVDデバイス」→「仮想ドライブからディスクを除去」でもOK

16. 次の作業のために,シャットダウンしておきます.

# shutdown -h now

スナップショットも撮っておきましょう.

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