MacにMySQL5をインストールする(バイナリパッケージ編)

MySQL5をMac OS X 10.6.6にインストールしてみます.

いつもは,MacPortsを使って「/opt/local」配下に展開して使用していますが,今回はバイナリパッケージを使った方法を記載します.
バイナリパッケージを使用すると「/usr/local」(「/usr/local/mysql」)配下に展開されます.

では,ダウンロードサイト(http://www.mysql.com/downloads/)より「MySQL Community Sever」を選択し,OSのバージョンに合ったものをダウンロードします.

「mysql-5.5.12-osx10.6-x86.dmg」をダウンロードした例を示します.

「mysql-5.5.12-osx10.6-x86.dmg」をダブルクリックすると,デスクトップ上に「mysql-5.5.12-osx10.6-x86」というイメージディスクがマウントされます.
これを開くと,以下4つのファイルが存在します.

  • ReadMe.txt
  • mysql-5.5.12-osx10.6-x86.pkg
  • MySQLStartupItem.pkg
  • MySQL.prefPane

まずは,MySQL本体である「mysql-5.5.12-osx10.6-x86.pkg」をダブルクリックして,手順に従ってインストールします.
その後,MySQL Serverを起動させるためのコマンド等をセットアップするために,「MySQLStartupItem.pkg」を手順に沿ってインストールします.

最後に,「MySQL.prefPane」をダブルクリックすると,システム環境設定が開き,「その他」のカテゴリに「MySQL」の項目が登録されます.
これにより,MySQLサーバ(デーモン)の起動および停止がクリック操作で簡単に行えるようになります.
インストール方法については,とりあえず開発環境用ですので,「このユーザ専用にインストールする」でいいでしょう.
「Start MySQL Server」ボタンをクリックするとMySQLサーバが起動します.
「Automatically Start MySQL Server on Startup」にチェックを入れると,OS起動時に自動的にMySQLサーバが起動するようになります.
インストールされたMySQLのパッケージは,「/usr/local/mysql」に展開されていますので,ターミナルで確認してみましょう.

$ ls /usr/local/mysql

MySQLのクライアントプログラム(mysql)や,管理コマンド(mysqladmin)をそのまま利用するために,「/usr/local/mysql/bin」にパスを通します.
「~/.profile」に以下の行を追加します.ファイルがない場合は作成しましょう.

export PATH=/usr/local/mysql/bin:$PATH

ターミナルを再起動し,MySQLクライアントプログラムを起動してみます.

$ mysql
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 22
Server version: 5.5.12 MySQL Community Server (GPL)

Copyright (c) 2000, 2010, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

mysql>

動作することを確認したら,「\q」で終了します.
MySQL管理者アカウント(root)にパスワードを設定します.
仮にパスワードを「hogehoge」とすると....

$ mysqladmin -u root password 'hogehoge'

というように「mysqladmin」コマンドにてパスワード設定が行えます.
それでは,管理者権限でMySQLに接続してみます.

$ mysql -u root -p

「Enter password:」というようにパスワードを聞いてくるので,パスワードを入力します.

次に,MySQLの環境設定ファイル「my.cnf」を/etc上に作成します.
ひな形がパッケージを展開したところ「/usr/local/mysql/support-files」にありますので,そのディレクトリに移動します.

$ cd /usr/local/mysql/support-files

そこには,以下5つのひな形がありますので,システム環境にあったものを選択します.

  • my-small.cnf    メモリ64MB以下
  • my-medium.cnf    メモリ128MB程度
  • my-large.cnf    メモリ512MB程度のMySQL専用サーバ用
  • my-huge.cnf    メモリ1〜2GB程度のMySQL専用サーバ用
  • my-innodb-heavy-4G.cnf  メモリ4GB程度のMySQL専用サーバで,InnoDBテーブルのみで大容量のクエリ

ここでは「my-medium.cnf」をひな形に選びます.

$ sudo cp my-medium.cnf /etc/my.cnf

サーバやクライアントツール等の文字エンコードをUTF-8に統一するために,my.cnfに設定を追加します.

[client]
:
default-character-set = utf8

[mysqld]
:
character-set-server = utf8

[mysqladmin]
:
default-character-set = utf8

[mysql]
:
default-character-set = utf8

ここで,システム環境設定よりMySQLサーバを再起動(Stop→Start)させます.
MySQLクライアントツール(mysql)で接続し「status」コマンドで次のようにキャラクタセットが「utf8」になっていればOK.

mysql> status
--------------
mysql Ver 14.14 Distrib 5.5.12, for osx10.6 (i386) using readline 5.1

:
Server characterset: utf8
Db characterset: utf8
Client characterset: utf8
Conn. characterset: utf8
UNIX socket: /tmp/mysql.sock
:
--------------

mysql> \q

サンプルテーブルの作成

次のような内容のテキストファイル「test.sql」を作成します.

-- テーブルの削除
DROP TABLE IF EXISTS shouhin;

-- テーブルの作成
CREATE TABLE shouhin (
code INT NOT NULL,
name VARCHAR(20),
price INT);

-- レコードの追加
INSERT INTO shouhin VALUES (101, 'えんぴつ', 60);
INSERT INTO shouhin VALUES (102, '消しゴム', 100);
INSERT INTO shouhin VALUES (103, 'ノート', 150);

次のようにコマンドを入力することによって,MySQLの「test」データベースに,「shouhin」という名前のテーブルが作成されます.

$ mysql -u root -p test < test.sql

確認してみましょう.

$ mysql -u root -p

カレントデータベースを「test」データベースに変更します.

mysql> use test
Database changed

「test」データベース内のテーブル一覧を表示してみます.

mysql> show tables;
+----------------+
| Tables_in_test |
+----------------+
| shouhin        |
+----------------+
1 row in set (0.00 sec)

SQLのSELECT文を実行してみます.

mysql> select * from shouhin;
+------+--------------+-------+
| code | name         | price |
+------+--------------+-------+
| 101  | えんぴつ      |    60 |
| 102  | 消しゴム      |   100 |
| 103  | ノート        |   150 |
+------+--------------+-------+
3 rows in set (0.00 sec)

これで一通り動作確認ができました.

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